6月25日は【生酒の日】です!
なぜ【生酒の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1984年6月25日より、超精密ろ過技術の応用によって常温流通が可能となった「生酒」が、本格的に発売されることになりました。
このことを記念して、技術を応用して生酒を流通させることとなった株式会社月桂冠により、6月25日が「生酒の日」として制定されました。
蔵元でしか味わうことのできなかった搾りたての美味しさが、この流通によって全国どこでも楽しめるようになりました。
プチ雑学・トリビア
「火入れ」という加熱処理を行わずに出荷される「生酒」。
しぼりたてのフレッシュな香りを楽しむことができ、冷やして飲むのに特に適したキレのあるお酒です。
今回はそんな生酒に関する雑学・豆知識を集めました。
生酒の読み方は何が正しい?
「生酒」とあって、どのように読めばよいか悩みませんか?
そのまま「なまざけ」で良いのか、変わった読み方があるのか、お店で頼むときにメニューで書いてあると、ちょっと頼みづらいですよね。
実は「生酒」の読み方は複数あります。
以下のような読み方であれば間違いではありませんので、好きな呼び方で呼んでくださいね。
ちなみに私は一番馴染みやすい「なまざけ」と呼んでいます。
生酒の読み方
- なまざけ
- きざけ
- なましゅ
生酒と原酒の違いは?
「生酒」と「原種」の違いをご存知でしょうか。
どちらも同じような意味合いの感じに見えるため、ちょっと違いが分かりづらいですよね。
生酒は前述の通り、火入れをせずに造られたお酒。
それに対して原酒は水を加えないお酒のことです。
搾りたてのお酒は、アルコール度数が少し高く、20度ほどあります。
これを「加水調整」という水を加えて調整することで、15度前後という飲みやすいアルコール度数に調整されています。
この調整がないものが原酒です。
どちらもしないもののことを「生原酒(なまげんしゅ)」と呼びますので、覚えているとよりお酒が楽しめますよ♪
生酒・原酒・生原酒の特徴
- 生酒:加熱処理(火入れ)をしないもの
- 原酒:加水調整をしないもの
- 生原酒:加熱処理・加水調整どちらもしないもの
生酒の旬は春〜夏!
一般的に日本酒は年間を通じて飲まれるお酒。
しかし生酒は冬から春先にかけて製造されて、熟成後に出荷されることが多いです。
そのため、春〜夏の時期が生酒の旬!
まさに「生酒の日」の前後となりますね。
まとめ
6月25日の【生酒の日】。
1984年6月25日より、超精密ろ過技術の応用によって常温流通が可能となった「生酒」が本格的に発売されたことから、株式会社月桂冠によって制定された記念日でした。
フルーティーでキレのある生酒。
暑くなる時期にぴったりですので、ぜひキンキンに冷やして、晩酌にいかがですか♪