4月28日は【缶ジュース発売記念日】です!
なぜ【缶ジュース発売記念日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1954年4月28日に、明治製菓株式会社(現・株式会社明治)が日本初の缶ジュースを発売しました。
このことから4月28日が「缶ジュース発売記念日」として制定されました。
日本初の缶ジュースとなった商品は「天然オレンジジュース」です。
プチ雑学
今では当たり前となった、誰もが一度は手にしたことのある缶ジュース。
今回はそんな缶ジュースの雑学を集めました。
かつては缶切りが必要だった
いま当然のように缶ジュースにはフタのようなタブがついていますよね。
たまに固いものがあったりしますが、これを指にかけることで指先ひとつで手軽に開けることができます。
発売当初の缶ジュースにはこのタブが無かったため、缶ジュースを飲むためには缶切りが必要でした。出先で手軽に飲むことができず、不便だったようです。
その後1957年には、缶の上部に小さな缶切りのようなオープナーが付いた缶ジュースが発売されます。
1965年にはさらに改良され、「プルタブ(プルトップ)式」の缶ジュースが登場しました。現在と違って缶本体からタブが離れるタイプのもので、便利さがウケて普及したものの、投げ捨てられたタブが社会問題となってしまいます。環境によくない上に、子供が怪我をしてしまうこともあったようです。
そのためさらに改良され、1990年代になってようやく、現在のようなタブが本体から離れない「ステイオンタブ式」のものが登場しました。
発売当初は高級品!
明治天然オレンジジュースの値段は、200mlのものが1本40円でした。
現在の金額に換算すると、なんと約900円にもなります。
今のように気軽に買えるものではない、贅沢品だったんですね。
スチール缶とアルミ缶があるのはなぜ?
缶ジュースといえばスチール缶とアルミ缶がありますよね。
自治体によりますが、それぞれきちんと分別して回収するところも増えてきました。
簡単にくしゃっと握りつぶせるアルミ缶と、とても固いスチール缶。
私が住んでいるところはアルミ缶はスーパーなどに持っていけば毎日回収してくれますが、スチール缶は月に2回の資源ゴミの日にしか回収してもらえず、できればアルミ缶で揃えて欲しいなとついつい思ってしまいます。
しかしこの2種類の材質の缶が使われるのには、きちんとした理由があるのです。
コーヒーや紅茶やトマトジュースなどは、缶に詰めた後に殺菌をする必要があります。そのときに高熱や高圧をかけるため、熱や圧力に強いスチール缶が使われるのです。
炭酸飲料などは、炭酸によって雑菌の発生が抑えられるために殺菌の必要がなく、冷えやすい特徴があるアルミ缶にぴったりな飲み物。
炭酸による内部からの圧力で衝撃を受けても変形しにくくコストも良いので、こうした炭酸飲料にはアルミ缶が使用されています。
まとめ
4月28日の【缶ジュース発売記念日】。
普段は移動時にカバンに入れて持ち運べるようにペットボトルを選ぶことが多いのですが、たまに無性に缶ジュースが飲みたくなることがあります。
特に炭酸飲料はタブをプシュッと開けた時の音やしぶきが爽快。
GW前でいよいよ夏・梅雨が目の前に迫ってきたこの時期。プシュッと爽やかな気分、いかがですか?