1月6日は【ケーキの日】です!
なぜ【ケーキの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1879年1月6日に東京・上野の風月堂が日本初のケーキの宣伝をしたとされています。
このことから、1月6日が「ケーキの日」と呼ばれるようになりました。
制定者などは定かになっていない記念日です。
プチ雑学・トリビア
ショートケーキ・チョコレートケーキ・チーズケーキなどオーソドックスなケーキから、フルーツがたっぷり乗ったりデコレーションされた独創的なケーキまで、今や様々な種類があるケーキ。
お店によって見た目も味わいも異なり、食べ比べも楽しいですよね。
今回はそんなケーキに関する雑学・豆知識を集めました。
ふわふわのショートケーキは日本生まれ?
ケーキと言われて一番に思い浮かべるのは、やっぱり王道のショートケーキではないでしょうか。
生クリームをたっぷりデコレーションしたふわふわのスポンジ生地に、甘酸っぱいイチゴ。甘味と酸味とふわふわ食感に、思わず笑みがこぼれちゃいますよね。
「ケーキのイラストを描いてみて」と言われたら、ほとんどの人がショートケーキをモデルに描くのでは?
そんな洋菓子であるケーキの中でも代表格のショートケーキ。
多くの方が、当然のように西欧で生まれたものというイメージをお持ちでしょう。
しかし実は、あのふわふわスポンジ生地のショートケーキは日本独自のもの。
アメリカにもショートケーキというお菓子は存在するのですが、スコーンのようなビスケット生地が土台となったお菓子なんです。
日本のショートケーキがふわふわになったのは、1922年〜1924年頃。
1922年にペコちゃんでお馴染みの「不二家」の創業者・藤井林右衛門氏が、アメリカの洋菓子市場で目撃したショートケーキを日本人の口に合うようにアレンジしたものが先駆けとされています。
そして1924年に、フランス菓子について本格的に学んだ「コロンバン」の創業者・門倉國輝氏がショートケーキを考案しました。
ショートケーキはその美味しさはもちろんのこと、「白と赤」という日本でお祝いを象徴するカラーリングでもあったため、多くの人に受け入れられ今でも愛され続けています。
日本とアメリカのショートケーキの違い
- 日本のショートケーキ:スポンジ生地の柔らかいケーキ
- アメリカのショートケーキ:ビスケット生地のサクサクしたケーキ
ショートケーキの「ショート」の由来は?
ショートケーキという名前は、前述の日本版ショートケーキが作られる前に参考にされた「海外版のショートケーキ」から来ています。
海外のショートケーキは日本のスポンジ生地と違って、サクサクした食感のもの。
ショートケーキの「ショート(short)」は「サクサクする」や「砕けやすい」という意味合いがあります。
さらに「ショートニング」を使って作られたサクっとしたビスケット風のお菓子だったことから、「ショートケーキ」と呼ばれるようになったそうですよ。
モンブラン=栗ではない?
モンブランといえば、多くの人が秋にお馴染みの栗のケーキを思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし実はモンブラン=栗という意味ではありません。
モンブランは「白い山」という意味。
ヨーロッパのアルプス山脈・モンブランが由来となっています。
そのため山の形が表現されたお菓子のことをモンブランと呼び、栗という意味でなければ、栗に限定されたスイーツでもないのです。
材料が栗かどうかは関係ないため、様々な材料を使ったモンブランを各お店で楽しむことができます。ぜひ、どんなモンブランが好きか食べ比べしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
1月6日の【ケーキの日】。
1879年1月6日に東京・上野の風月堂が日本初のケーキの宣伝をしたとされることから、制定された記念日でした。
一口食べると幸せになれる美味しいケーキ。
今日のデザートにケーキはいかがでしょうか?