12月3日は【奇術の日】です!
なぜ【奇術の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
奇術(手品・マジック)を披露する時のつきものである掛け声が「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」であることから、12月3日が「奇術の日」として制定されました。
公益社団法人・日本奇術協会が1990年に制定した記念日です。
プチ雑学・トリビア
目の前で繰り広げられる不可思議な奇術ショー。
「どうして?」「すごい!」と、思わずずっとワクワクしっぱなしになっちゃいますよね。
今回はそんな奇術に関する雑学・豆知識を集めました。
手品で使われるハトが白い理由
何も入っていなかったはずの黒いシルクハットや、何も持っていなかったはずのマジシャンの両手からブワッと飛び立つ白いハト。
マジックショーでも特に盛り上がる瞬間です。
ところで手品で使われるハトは、みんな真っ白ですよね。この白いハトは「銀鳩(ぎんばと)」と呼ばれるハトで、マジシャンが銀鳩を使うのにはいくつかの理由があります。
白いハト(銀鳩)が使われる理由
- おとなしく飼いやすいから
- 懐きやすいため技を仕込むことが簡単だから
- 黒い手品服に白いハトのコントラストは舞台映えするから
手品でお馴染みのBGM、テーマ曲扱いは日本だけ?
マジックのBGMといえば、多くの人が「ちゃらららららー」というお馴染みのメロディーを思い浮かべるのではないでしょうか。
この曲は日本名で「オリーブの首飾り」という曲ですが、実は本来「マジックの曲」として作られたものではありません。
フランス人アーティストのクロード・モルガンが作り、同じくフランスの作曲家ポール・モーリアがアレンジした曲でしたが、これをたまたま耳にした女性奇術師・松旭斉すみえが、自身のマジックショーのBGMとして使ったことがキッカケ。
その後多くのマジシャンが同じようにオリーブの首飾りをショーのBGMとして使うようになって、まるでマジックのテーマ曲のように定着していったのです。
そんなわけで、オリーブの首飾りはマジックの曲として作られたものではなく、海外ではマジックの定番曲でもありません。
ちなみにオリーブの首飾りは邦題で、もともとの原題はスペイン語で「EL BIMBO(エル ビンボ)」。
直訳するとその意味は「ふしだらな女」という、ちょっと意外な名前だったりします。
マジックショーの最中に偽札製造容疑で通報されたマジシャンがいる
手品といえば、お金を使ったものも定番ですよね。
財布からポッと出した身近なお金が瞬間移動したり、何もなかったところにお金が生まれたり……
そんなマジックの最中、「マジシャンが偽札を作っている」と警察に通報される事態が発生したことがあるそうです。
しかもその舞台はこの日本!
1983年の神奈川県の劇場での公演中に、「真っ白な紙を装置にいれると一万円札になって出てくる」という手品を披露したマジシャン。
これを見た観客の一人が思わず通報してしまい、警察が実際にやってくる珍事が発生してしまったそう。
もちろん取り調べを受けて実際に偽札を作っていたワケではないことがわかると、警察は帰って行きました。
このマジシャンが、面白おかしくマジックを披露してくれることでお馴染みのマギー司郎さんというから、またビックリですよね。
まとめ
12月3日の【奇術の日】。
奇術(手品・マジック)を披露する時のつきものである掛け声が「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」であることから、1990年に公益社団法人・日本奇術協会によって制定された記念日でした。
ワクワクして夢中になって見入ってしまうマジックショー。
最近ではプロだけでなく一般人も趣味として始める方が多いようですね。
ぜひこの機会に、簡単な手品から始めてみてはいかがでしょうか?