10月15日は【きのこの日】です!
なぜ【きのこの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
10月はきのこの需要が高まる月で、真ん中の15日が消費者にきのこ類のアピールをしやすいということから、10月15日が「きのこの日」として制定されました。
1995年に日本特用林産振興会によって制定された記念日です。
プチ雑学・トリビア
秋の味覚・風味豊かな美味しいきのこ。
ひとくちに「きのこ」と言ってもたくさんの種類があって、風味や食感はそれぞれ異なるため、いろんなきのこ料理が楽しめますよね。
今回はそんなきのこに関する雑学・豆知識を集めました。
きのこは洗わなくていい?
きのこといえば土や木からニョキっと生える姿が印象的ですよね。
そのため収穫する際には土や汚れがついていそうですが、「きのこは洗わなくていい」と聞いたことはありませんか?
ちょっと不思議ですよね。
実はきのこに含まれる栄養素のうち、ビタミンBやカリウムは水溶性のもの。
そのため、水で洗うと栄養成分が落ちてしまう上に、風味も逃げてしまいます。
また市販のきのこのほとんどは、土や虫に触れないよう綺麗な状態で収穫されるように衛生面に配慮されているため、汚れを洗い流す必要もないそう。
おがくずなどの汚れがついている場合は、キッチンペーパーなどで拭けばOKです。
ただし、なめこはぬめりがあるためキッチンペーパーでは拭けませんよね。
そのためなめこは調理前に流水で洗った方が良いのですが、洗いすぎは風味や栄養が落ちてしまうため、軽く洗う程度に止めましょう。
日本のきのこは何種類ある?名前のないきのこがある?
日本には、名前のあるきのこだけでも約1500種類ほどあると言われていますが、それよりも2〜3倍多い4〜5000ほどの種類のきのこが存在すると言われています。
日本は暖かく湿度も高い気候に恵まれた地にあるため、きのこがたくさん発生します。
きのこが何種類存在しているのかは正確な数も分かっておらず、まだまだ名前のないきのこがたくさんあるのが実情です。
日本に毒きのこは何種類ある?
たくさんある日本のきのこ。
このうち食用とされるのは約100種類で、毒きのこと明確に定義付けされているのは約40種類ほど。
その他のほとんどのきのこは毒があるかどうかも不明で、「200種類以上は毒きのこではないか」と考えられているそうです。
毒きのことしてよく知られるのは以下のようなきのこですが、もしきのこ狩りに行かれる際は、致死性の猛毒を持つきのこも生えているため、必ず知識が豊富な専門家と一緒に行くようにしてくださいね。
毒キノコの例
- カエンタケ
- ドクツルタケ
- ツキヨタケ
- ニガクリタケ
- クサウラベニタケ
- テングタケ
- ニセクロハツ
- カキシメジ
- スギヒラタケ
- ドクササコ
農林水産省の広報でも、特に食中毒の事例が多いきのこを写真付きで紹介されていますので、山へお出かけになる前にはご一読を。
まとめ
10月15日の【きのこの日】。
10月はきのこの需要が高まる月で、真ん中の15日が消費者にきのこ類のアピールをしやすいということから、日本特用林産振興会によって1995年に制定された記念日でした。
美味しいきのこ。秋はお出かけしやすく過ごしやすい気候ということもあり、ついついきのこ狩りに出かけてみたくもなりますね。
しかし、素人のきのこ狩りは大変危険なもの。「よく似ていても全く違う種類のきのこだった」ということも多く、毎年必ずと言っていいほど食中毒の事故が起きてしまいます。
市販のきのこも勿論美味しいものばかりですので、知識がなければぜひスーパーなどできのこを入手してくださいね。
この日はぜひ、おうちでのんびりきのこ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。