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【雑学】10月10日は缶詰の日!〜今日は何の日?

缶詰の日

10月10日は【缶詰の日】です!
なぜ【缶詰の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。

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由来・理由

1877年10月10日に、北海道石狩町に鮭の缶詰の工場が設置されました。
これが日本初の本格的な缶詰製造の始まりとなったことから、10月10日が「缶詰の日」として制定されました。

ちょこっとメモ

1987年に日本缶詰協会(現:日本缶詰びん詰レトルト食品協会)によって制定された記念日です。

プチ雑学・トリビア

日常使いや災害時の備蓄のほか、最近では高級なおつまみ用の缶詰も販売されるなど、缶詰は年々注目を浴びていますね。

今回はそんな缶詰に関する雑学・豆知識を集めました。

みかんの缶詰は日本生まれの技術!

誰もがみかんの缶詰を目にし、実際に食べたことがあるのではないでしょうか。
薄皮がむかれて甘いシロップに付けられたみかん、そのまま食べてもスイーツ作りにも活躍してくれて、美味しいですよね。

そんなみかんの缶詰。
もともと1877年に開発されたときは、外皮がついたまま缶に詰められていました。
のちに外皮をむいた缶詰も誕生しましたが、薄皮がついた状態のみかんは渋みもあり、評判は低い物だったそうです。

しかし昭和時代に入り、薄皮をはがせる技術が開発されます。
温めながら酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液に順につけ、その後水で洗うと薄皮が綺麗に取れるという技術です。
渋みがない皮むきみかんは世界でも評判となり、日本生まれの薄皮をむく技術は現在世界でも採用されているそうです。

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バナナやメロンの缶詰がない理由

先述のみかんの他、果物の缶詰はさまざまなバリエーションがありますよね。
桃、さくらんぼ、パイナップル、洋梨……
どれも皮むきの手間もいらず甘くて美味しく、食卓で大活躍してくれます。

そんな中、バナナやメロンの缶詰がないことを不思議に思ったことはありませんか?

缶詰は長期間保存するため、殺菌のために加熱処理をする必要があります。
そんな中で、バナナやメロンは高温で加熱すると見た目や味が大きく変わってしまいます。

実は海外ではこうしたフルーツも缶詰化されており購入することができるそうですが、やはり味や見た目は全く異なるものになっているそう。

元々の果物のイメージを大切にする日本では、加熱処理で風味が激変してしまうフルーツの缶詰化は難しそうですね。

加熱処理が難しく日本で作られない缶詰

  • バナナ
  • メロン
  • スイカ
  • 柿 など

まとめ

10月10日の【缶詰の日】。

1877年10月10日、北海道石狩町に日本初の本格的な缶詰製造ができる鮭の缶詰の工場が設置されたことから、日本缶詰協会(現:日本缶詰びん詰レトルト食品協会)によって制定された記念日でした。

さまざまな場面で活躍してくれる缶詰。
我が家では災害時の備蓄用として購入したつもりが、美味しくて使いやすいのでいつの間にか日常使い用と化していることもしばしば……
この日は缶詰のストックを整理したり、新しい缶詰を購入してみてはいかがでしょうか?

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