10月1日は【コーヒーの日・国際コーヒーの日】です!
なぜ【コーヒーの日・国際コーヒーの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
国際協定で定められた「コーヒー年度」の始まりが10月1日であることから、1983年に全日本コーヒー協会によって10月1日が「コーヒーの日」として制定されました。
また、同様の理由から世界的にも「国際コーヒーの日」でもあり、世界中でコーヒーに関するイベントが開催されます。
「国際コーヒーの日」となったのは2015年10月1日が最初で、国際コーヒー機関によって承認された記念日です。
2015年時にはイタリア・ミラノでイベントが開催されました。
プチ雑学・トリビア
朝に飲んでスッキリした目覚めをもたらしてくれたり、食後のリラックスタイムに心を落ち着けてくれたり、仕事や家事の合間に一息つかせてくれたり……
コーヒー無しの生活は考えられない!という方も多いのではないでしょうか。
そうした人が多いのは、日本人だけではありません。コーヒーは世界で最も多くの国で飲まれる嗜好飲料なのです。
今回はそんなコーヒーに関する雑学・豆知識を集めました。
「コーヒー年度」ってどういう意味?
記念日の由来であるコーヒー年度。
「10月1日が新しい年度」と言われても、パッと理解できる方は少ないかもしれません。
コーヒー年度の基準となっているのは、コーヒーの生産量が世界で最も多いブラジル。
ブラジルではコーヒー豆の収穫が9月にほぼ終わり、10月から次の収穫に向けた新しい年度が始まります。
そのため、「10月1日が新しい年度」とされているのです。
世界各国のアレンジコーヒー、どんなものがある?
ブラックで飲んでも美味しいコーヒーですが、世界各国でさまざまなアレンジが定番メニューとなり、親しまれています。
世界各国のアレンジコーヒー例
- フランス:カフェオレ
- イタリア:エスプレッソ、カフェラテ
- アイルランド:アイリッシュコーヒー
- オーストラリア:アインシュペンナー
(日本ではウインナーコーヒーでお馴染み)
インスタントコーヒーの発明者は日本人?
世界からやってきたイメージがとても強いコーヒーですが、実はインスタントコーヒーを発明したのは日本人なんです。
1899年に、アメリカのシカゴに住んでいた日本人科学者である加藤サトリ氏が、緑茶を粉末化する実験の途中に、コーヒーへの応用をひらめきました。
その結果、いったん液化したコーヒーを真空乾燥法で粉末化させることに成功し、インスタントコーヒーが発明されたのです。
しかしその際のインスタントコーヒーは「香りが良くない」という理由であまり注目されませんでした。
1903年には自身の製法の特許を取得したものの、商品化されることはありませんでした。
その後の1906年に、アメリカ人の発明家ジョージ・ワシントン氏が別の方法でインスタントコーヒーを作り出し、その製法が新しい特許を取得します。
そのコーヒーが1909年から商品化することとなり大量生産が始まり、インスタントコーヒーが広まったと言われています。
まとめ
10月1日の【コーヒーの日・国際コーヒーの日】。
国際協定で定められた「コーヒー年度」の始まりが10月1日であることから、1983年に全日本コーヒー協会によって「コーヒーの日」が、2015年に国際コーヒー機関によって「国際コーヒーの日」が制定されました。
あなたはブラック派? アレンジ派?
それぞれどちらも風味がだいぶ異なるので、楽しめますよね。
コーヒーの日には、各コーヒー専門店やカフェなどでイベントが行われる可能性があります。
我が家の近くのコーヒーショップでは、コーヒーの苗木がプレゼントされるキャンペーンが行われたことも。
ぜひ、お近くの珈琲屋さんでイベントが開催されていないか、チェックしてみてくださいね。