8月3日は【はちみつの日】です!
なぜ【はちみつの日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
「8→はち 3→みつ」の語呂合せから、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会によって、8月3日が「はちみつの日」として制定されました。
健康食品としてのはちみつを広く知ってもらうことが目的で制定された記念日です。
プチ雑学・トリビア
栄養豊富で私たち人間にとって健康・美容にとても良いはちみつ。
その上とても甘くて美味しくて、一石二鳥の食材ですよね。
今回はそんなはちみつに関する雑学・豆知識を集めました。
はちみつはどうやってできる?
よく「ミツバチが集めた花の蜜=はちみつ」というイメージがつきやすいのですが、はちみつはそもそも、ミツバチが花の蜜を採集した上で巣の中で加工・貯蔵したもののことです。
ミツバチが手を加えることではちみつになるんです。
ミツバチは花の蜜を採集する際、胃の前部にある「蜜胃(みつい)」というところに蓄えます。
そのあと巣に持ち帰って巣に戻す時に、ミツバチの唾液と混ざることで甘い蜜になります。
さらに巣の中でミツバチが羽を使って水分を蒸発させることで、私たちがいつも食べるトロトロの甘いはちみつが出来上がるのです。
はちみつの歴史は古い!
人とミツバチの関係は古く、なんと紀元前6000年頃にスペイン東部にあるアラニア洞窟に描かれた壁画に、野生のミツバチの巣から蜂蜜を採取している姿が描かれているんです。古代エジプトの壁画では、人がミツバチを飼っている様子が描かれています。
今でこそ人が食べる甘味料として知られているはちみつですが、古来はちみつは神々の食べ物とされていました。
日本では平安時代に、はちみつが宮中への献上品となるほど貴重品だったことが知られています。
はちみつが固まるのはなぜ?食べられる?
はちみつといえば、特に冬場に固まってしまったことはありませんか?
色も白くなってしまって、「食べられるのかな」と不安になったことはないでしょうか。
これははちみつが「結晶化」している状態。結晶化は以下の状態でなりやすくなります。
はちみつが結晶化する原因
- 気温が低いとき
- 振動しやすい場所に置いているとき
- ブドウ糖が多く含まれるはちみつの場合(加工ではなく純粋はちみつ等)
結晶化してしまっても、はちみつの味や品質には問題はないため、食べることができます。
ただ、固まった状態だと使いにくいですよね。
結晶化したはちみつは湯煎やレンジの解凍機能で元に戻すことができますので、ぜひ試してみてくださいね。
結晶化したはちみつを戻す方法
- 容器に入れたまま湯せんをする(40℃~60℃)
- レンジの解凍機能で少しずつ溶かす
まとめ
8月3日の【はちみつの日】。
「8→はち 3→みつ」の語呂合せから、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会によって制定された記念日でした。
スイーツはもちろん、お料理にも使いやすいはちみつ。自然素材で体にも優しく、美容にも◎でいいことづくしですよね。
しかし1歳未満の赤ちゃんにとってはリスクが高い食品なので、小さいお子さんがいる家庭ではその点は気をつけ、日々の食に取り入れてくださいね。