7月14日は【パリ祭・フランス革命記念日(建国記念日)】です!
なぜ【パリ祭・フランス革命記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1789年7月14日、パリ市民がバスティーユ監獄を襲撃・占領し、「フランス革命」が始まりました。
このことから、7月14日が「パリ祭・フランス革命記念日(フランス建国記念日)」として制定されました。
フランスでは1880年から、この日が「フランス革命記念日」や「建国記念日」として国民の祝日となりました。
日本では、フランス革命記念日のお祭り気分に沸き立つ街の情景が描かれたフランス映画「Le Quatorze Juillet(7月14日)」の邦題が「巴里祭」であったため、「パリ祭」と呼ばれています。
プチ雑学・トリビア
この日、フランスでは各地で一日中花火が打ち上げられ、国民みんなでお祝いをします。
パリではシャンゼリゼ通りで軍事パレードも開催され、大統領の演説や宮殿ではお茶会も開かれるそうですよ。
多くの人が一度は憧れる文化大国・フランスのお祭り、一度この目で見てみたいものですね。
今回はそんなフランスに関する雑学・豆知識を集めました。
フランスの家ではゴミ箱が極端に少ない?
フランスと言えば芸術が盛んで、街並みはとてもおしゃれで綺麗なイメージがありますよね。
実はフランスでは街並みだけでなく家の中もおしゃれなところが多く、「家の中にゴミ箱を置くのは美しくない」とインテリアにとても気を使っているそうです。
フランスの多くの家庭では「ゴミ箱を置くのは台所と洗面所のみ」とされているお家がたくさんあるそう。ゴミを捨てるときはわざわざ台所まで捨てにいくそうですよ。
多少不便になってもインテリアにこだわるフランス、さすがですよね。
私なんか、デスクの横やベッドの脇、各部屋にひとつずつ置かないとやっていけません。
ただ、フランスはゴミ回収日に関係なくゴミを出すことも可能です。
家にゴミを溜め込まなくて済むことも、おうちに置くゴミ箱を少なくできる理由の一つなのかもしれませんね。
フランスの飲酒は何歳から?
日本では「お酒はハタチから」が法的に定められていますが、フランスではなんと10代でお酒が飲めます。さすが「ワインの国」と言われるほどですよね。
2009年までは、アルコール度数に制限はあったものの、なんと16歳というかなりの若さでお酒が飲めることができました。
現在は飲酒年齢の引き上げが2009年に行われたため、フランスでお酒が飲めるのは18歳からとなっています。
それでも、日本に比べるととても寛容に思えますね。
「UFOをぶどう畑で離陸・着陸させてはいけない」という法律がある?
世界各地で目撃されるUFOですが、なんとフランスではUFOの離着陸を禁止する法律が定められています。
フランス南東部にある「シャトーヌフ・デュ・パプ」という町で1954年に定められた法律で、UFOの影響でぶどうの出来・不出来に影響するのではないかと心配した当時の市長リュシアン・ジョン氏が施行しました。
なんだかオカルトチックに感じますが、実はフランスでは国立宇宙研究センターがUFO情報の収集をするなど、その存在が公に認められているそうです。
UFOの離陸・着陸を禁じる法律は以下のもので、UFOについての形状についても記されているかなり具体的な法律です。
UFOに関するフランスの法律
- 空飛ぶ皿、あるいは空飛ぶ葉巻で知られる飛行物は、国籍にかかわらず、この地域に着陸あるいは離陸することを禁じられる。
- 空飛ぶ皿、あるいは空飛ぶ車で知られる飛行物は、押収されなければならない。
ちなみにフランスでは「宇宙人を売る」ことも違法とされています。
かの有名なETの人形を売ることも違法なんですって。ちょっとびっくりですよね。
まとめ
7月14日の【パリ祭・フランス革命記念日(建国記念日)】。
1789年7月14日、パリ市民がバスティーユ監獄を襲撃・占領し、「フランス革命」が始まったことから制定された記念日でした。
おしゃれで綺麗なイメージのフランス。
面白い法律も多かったりなんだかユーモアさも感じられて、魅力的ですよね。
そんなフランスが生まれた日、明るい気持ちで迎えたいですね。