4月12日は【世界宇宙飛行の日】です!
なぜ【世界宇宙飛行の日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
由来・理由
1961年4月12日に、世界初の有人宇宙衛星船・ソ連のボストーク1号が打ち上げに成功しました。
このことを記念して、4月12日が「世界宇宙飛行の日」として制定されました。
搭乗したガガーリン少佐による、宇宙から地球を見た時の感想「地球は青かった」は流行語となりました。
プチ雑学
世界で初めて宇宙飛行をしたボストーク1号に搭乗したのはユーリイ・ガガーリン氏。人類で初めての宇宙飛行士となりました。
ガガーリン氏の発言は注目され、数々の言葉が誰もが聞いたことのある名言として現在でも語り継がれています。
ガガーリンの主な名言
- 地球は青かった
- さあ行こう
- 神はいなかった
「地球は青かった」では無かった?
ガガーリンの名言のひとつ「地球は青かった」、とても響きの良い言葉ですよね。
このひとことで地球の綺麗さだったり、他に言葉が出てこないほどの感動があったのだと想像できます。
しかしこの言葉、実は日本でのみ有名となった言葉。
日本語に訳する際にニュアンスが変更されて、そのロマンチックな響きが日本人の心を射止めたのです。
原文は「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた」というものでした。
ガガーリンの最期
世界初・人類初の宇宙飛行士であるガガーリン。
実は宇宙飛行という偉業から約7年後の1968年に、34歳という若さで亡くなっています。
死因はジェット戦闘機に搭乗し、墜落事故を起こしたこと。
しかし事故の正確な原因は長らく不明で、政治的思惑が絡んだ人為的な陰謀論も噂されていました。
2011年の報告書で、原因は「鳥や気球との衝突を避けようとして操縦不能に陥ったこと」と結論づけられていますが、ガガーリンの同僚であったアレクセイ・レオーノフはこの結論を否定し、調査結果の記載内容が捏造だったことも明かしています。
半世紀経った今でも、真相はまだ明らかになっていないんですね。
まとめ
4月12日の【世界宇宙飛行の日】。
人類初の宇宙飛行から半世紀が経ち、最近では民間人による宇宙旅行が実現されました。
今はまだとてつもなく高額で誰もが気軽に行けるものではありませんが、いずれもっと身近なものになりそうですね。