11月18日は【音楽著作権の日】です!
なぜ【音楽著作権の日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1939年11月18日に、日本音楽著作権協会(JASRAC)が設立しました。
このことから、11月18日が「音楽著作権の日」として制定されました。
「JASRAC」は音楽の著作権を保護し、音楽の著作物利用の円滑を図ることを目的に設立されました。
プチ雑学・トリビア
著作物を保護して、無断利用から守ってくれる権利・著作権。
音楽は身近な存在であるため、知らず知らずのうちに著作権を侵害する行動をしてしまっているケースもたくさんあるようです。
今回はそんな音楽著作権などに関する雑学・豆知識を集めました。
「JASRAC」の意味は何?
日本音楽著作権協会のロゴにも使用されている別名「JASRAC(ジャスラック)」は、協会名を英語にしたものの略称です。
英名は「Japanese Society for Rights of Authors, Composers and publishers」となります。
音楽の著作権が発生するのはどんな人?
音楽といえば、曲を作る人、詞を書く人、歌う人、流通させる人など、さまざまな人が携わって作られていますよね。
どの人がどんな権利を持っているか、ご存じでしょうか?
一般的に0から作り上げた人には「著作権」が発生し、0からではなく編曲などのアレンジを行う人には「二次的著作物の利用に関する権利」が、そして歌手や演奏家には「著作隣接権」という著作権に準ずる権利が付与されています。
音楽に関する権利と付与される人
- 作曲家:著作権
- 作詞家:著作権
- 編曲家:二次的著作物の利用に関する権利
- 歌手:著作隣接権
- 演奏家:著作隣接権
音楽の著作権侵害となる可能性がある事例って?
普段からとても身近な音楽。
趣味で毎日聞いたり演奏する人も多いでしょうし、街に出かけたりお店に訪れると、必ずと言って良いほどBGMが流れています。
それほど身近な存在であるため、実は知らず知らずのうちに著作権を侵害してしまっているケースもあり、実際にJASRACが法的措置を行ったこともあるのです。
ついついやってしまいがちなこともトラブルに発展する可能性が。
たとえば以下の場合、JASRACに使用料の支払いをせずに行うと著作権侵害とみなされることもありますので、注意してくださいね。
著作権侵害となるケース
- 喫茶店などの施設で、購入したCDやダウンロードした曲をBGMとして流す
- 入場料が発生するバレエやピアノの発表会で演奏をする
- 著作権管理団体と契約を済ませていない結婚式場で、楽器演奏やBGM入りの動画を流す
- コピーしたCDを家庭用ではなく、人に配る
まとめ
11月18日の【音楽著作権の日】。
1939年11月18日に日本音楽著作権協会(JASRAC)が設立したことから、制定された記念日でした。
とても身近だからこそ、著作権問題はひとりひとりが知っておきたいことですね。
この機会にぜひ音楽の著作権に目を向けて、自分や周りの行動に問題がないか見直してみてくださいね。