10月8日は【ようかんの日】です!
つややかな切り口と上品な甘さは、お茶の時間をちょっと特別にしてくれますね。
なぜ10月8日が【ようかんの日】といわれるのかという由来・理由や、「ようかん(羊羹)」に関するプチ雑学をまとめました。
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ようかんの日の由来・理由
「いと(10)おいしいよう(8)かん」の語呂合わせと、食欲の秋の10月・末広がりの「八」にちなみ、2012年に紅葉屋本舗によって「ようかんの日」が制定されました。
ようかんの魅力を和歌山県から全国へ発信する目的で定められ、日本記念日協会に認定されています。
ようかんに関するプチ雑学・トリビア
ようかんは、小豆などの餡を使った和菓子で、蒸す方法や寒天で固める方法などがあります。
材料も姿も変化しながら、長く親しまれてきたお菓子なんです。
ここからは、「ようかんの日」にぴったりなようかんの雑学をいくつかご紹介します。
「羊羹」は、もともと羊のスープだった!
ようかんは、漢字で書くと「羊羹」。なぜ羊なのか気になりませんか?
中国でのルーツは羊の羹(あつもの)、つまり羊肉を使った汁物でした。
鎌倉〜室町時代に中国へ渡った禅僧が、点心の一つとして日本へ伝えたとされています。
肉食を避ける禅僧は、羊肉の代わりに小豆や葛粉、小麦粉を使って見立て料理を作ったそうです。
それが少しずつ甘い菓子へ変わり、今のようかんにつながったという流れなんですね。
名前にはスープ時代の面影が残っているとは、意外ですよね!
蒸しから始まり、寒天入りはあとから登場
現在は煉ようかんが定番ですが、先に広まったのは蒸ようかんでした。
江戸時代に寒天が見つかるまでは、餡に小麦粉や葛粉を混ぜて蒸し固める作り方が一般的だったそうです。
寒天の登場で、水ようかんや煉ようかんへと楽しみ方が広がりました。
ようかんの主なタイプ
- 蒸ようかん:餡に小麦粉や葛粉を混ぜ、蒸して固める
- 煉ようかん:餡・砂糖・寒天などを煮詰め、練り上げる
- 水ようかん:水分が多く、みずみずしい食感を楽しめる
同じ「ようかん」でも、作り方で食感はかなり変わります。
食べ比べると、もちっとした蒸ようかん、密度のある煉ようかん、なめらかな水ようかんの個性が分かりやすいですよ◎
長持ちするようかんも、開封後は別ルール
煉ようかんは保存性の高い和菓子として知られますが、開封後まで同じ状態が続くわけではありません。
空気に触れると、砂糖が再結晶したり、空気中の菌によってカビが発生したりすることがあります。
老舗の虎屋も、開封後は切り口を密封して早めに食べるよう案内しています。
長い賞味期限を見ると、つい油断してしまいますよね。
でも、それは未開封で適切に保存した場合の目安。
開けたあとはラップなどで密封し、できるだけ早く食べるのが、おいしさを守るコツです。
切り口の小豆が「夜の梅」に見える
ようかんには、味だけでなく景色を思わせる美しい菓銘があります。
虎屋の代表的な小倉羊羹「夜の梅」は、切り口に見える小豆を、夜の闇にほの白く咲く梅へ見立てた名前です。
断面から花を想像する、なんとも風流なネーミングですね。
小豆の粒は、単なる具ではなく景色の一部。
次に小倉ようかんを切るときは、断面を少し眺めてみてください。
いつものおやつに、小さな夜の梅が見つかるかもしれませんよ!
まとめ
10月8日の【ようかんの日】。
「いと(10)おいしいよう(8)かん」の語呂合わせなどにちなみ、2012年に紅葉屋本舗によって制定された記念日でした。
ようかんの名前は羊のスープに由来し、蒸ようかんから煉ようかんへと姿を広げてきました。
今日はお気に入りを一切れ選び、断面や食感の違いまでゆっくり味わってみてはいかがでしょうか?
