12月20日は【霧笛記念日】です!
海や港で「ボーッ」と鳴る、あの音に関係した記念日なんですよ。
なぜ12月20日が【霧笛記念日】なのか、その由来や海の安全にまつわる雑学をまとめました。
朝礼のスピーチや、ちょっとした話のネタにどうぞ!
由来・理由
1879年12月20日、津軽海峡の本州側東海岸にある尻屋崎灯台に日本初の霧笛が設置されたことから、12月20日が霧笛記念日として制定されました。
霧笛は、英語で「フォグホーン」。霧や悪天候で視界が悪いときに、船に位置を知らせる重要な音の合図です。
プチ雑学・トリビア
海の安全を支えてきた縁の下の力持ちである霧笛。
ここからは、そんな霧笛に関する雑学をいくつかご紹介します。
実は音にも意味がある
霧笛の音は、ただ鳴っているだけではありません。音の長さや回数で、灯台や船の種類を区別できるんです。
知って聞くと、ちょっと面白いですよ。
霧笛の音の違い(代表例)
- 長音1回
動力船が前進中であることを示す - 長音2回
停船中であることを示す - 長音1回+短音2回
操縦が自由にできない船であることを示す - 短音5回
近付いてきた船に対して、行動が危険であることを示す
GPSが発達した現代でも現役!
レーダーやGPSが発達した今でも、霧笛は使われています。
機械トラブル時のバックアップとして、とても重要なんです。ずばり、アナログの強さですね。
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まとめ
12月20日の【霧笛記念日】。
1879年12月20日に、津軽海峡の本州側東海岸にある尻屋崎灯台に日本初の霧笛が設置されたことから、制定された記念日でした。
港町ならではの風景の一部でもある霧笛は、どこか懐かしく、旅情を感じる音でもあります。
音で季節や場所を感じられるって素敵ですよね。
この日は港までお出かけしてみてはいかがでしょうか。
