6月12日は【バザー記念日】です!
なぜ【バザー記念日】といわれるのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
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由来・理由
1884年6月12日、鹿鳴館で日本初のバザー「第1回婦人慈善市」が開催されました。
このことから、6月12日が「バザー記念日」として制定されました。
鹿鳴館は外国からの賓客や外交官を接待するために明治政府によって建てられた社交場です。
上流階級の女性たちが手工芸品を持ち寄って開かれたこのバザーでは、3日間の入場者が1万2千人に上りました。
プチ雑学・トリビア
一箇所でさまざまなお買い物が楽しめるバザー、ワクワクしますよね。
最近ではコロナ禍でも楽しめるように、オンラインで開催される「おうちバナー」なるものも存在するようですよ。
今回はそんなバザーに関する雑学・豆知識を集めました。
日本初のバザー!その支援金で日本初の看護学校が誕生
日本で初めて開かれたバザー。実はこの収益金はとある施設に全額寄付されました。
寄付先は東京慈恵会医科大学附属病院。
これにより、1885年に日本初となる看護師養成期間・有志共立東京病院看護婦教育所(現:慈恵看護専門学校)が誕生しました。
初めて開催されたバザーは、さらに記念すべき施設の設立に一躍買っていたんですね。
バザーとフリマの違いは?
「バザー」と「フリマ(フリーマーケット)」、いずれも同じようなイベントに見えますが、実は結構異なる意味のものなんです。
バザーは主に学校・教会などで、関係者から不用品を集めて売るイベントのこと。福祉団体の運営が多く、売上は募金や運営費などに充てられます。
対してフリマは公園や駐車場などの屋外スペースで不用品を売るイベントのこと。個人が参加するイベントのため、売上は販売した人のものになります。
バザーとフリマの違い
- バザー:組織や団体が行うイベントで、売上は募金や運営費に
- フリマ:個人が参加するイベントで、売上は販売者に
まとめ
6月12日の【バザー記念日】。
1884年6月12日、鹿鳴館で日本初のバザー「第1回婦人慈善市」が開催されたことから制定された記念日でした。
お近くでバザーが開催されたら、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
掘り出し物に出会えるかもしれませんよ♪