2月10日は【左利きグッズの日】です!
なぜ【左利きグッズの日】となったのか、その由来・理由やプチ雑学をまとめました。
由来・理由
左利き用グッズを取扱う菊屋浦上商事により、「レ→0 フ→2 ト→10」の語呂合せから、2月10日は「左利きグッズの日」と制定されました。
Japan Southpaw Clubが2001年に「日本の左利きの日」として制定していたのですが、2009年に改称されました。
プチ雑学
「左利き」とは聞き手が左手である人のこと。
左利きの人は全人口の1割程度と言われており、世界でも圧倒的に「右利き」の方が多数派なので、道具のほとんどは基本的に右利き用に作られています。
- ハサミなどの文房具
- メジャー
- しずく型のお玉(レードル)
- 急須
- スケジュール帳やノート
- 手帳型スマホケース
- 右側にサイドテーブルのついた椅子
- カメラ
- マグカップ
上記で挙げたのはほんの一部。
実は「社会自体」がほとんど「右利き」用に作られていることをご存知でしょうか。
- 駅の改札
- ドアノブ全般
- エレベーターのボタン
そもそも日本語の書体も、右利きの人の方が書きやすくなっているんです。
たとえば「一」という漢字を書く時に、右利きは「引く動作」で書きます。しかし左利きは左から右に「押す動作」で書くことになります。引くより押す方が力の入り方が変わりますし、書きづらくて不自然な字になってしまいます。
筆を使う書道などを想像してみると、左で書きにくいことは容易に想像できますね。
左利きの方は我慢を強いられていることが多いのです。
興味のある方は、書籍などもたくさん出ていますので、是非一度読んでみてくださいね。
まとめ
2月10日の【左利きグッズの日】。
「1割」は決して少ない数ではありません。10人に1人が、今の社会に生きづらさを感じているのです。
左利きも右利きも共に生きやすい社会になるよう、昨今よく見聞きする「SDGs」を実現する社会のためにも、まずは「知ること」から始めてみませんか?