Adobeの「Creative Cloud Market」にアクセスする方法

PhotoshopやIllustratorでおなじみのAdobeには、とても便利な「Creative Cloud Market」というサービスがあります。
Creative Cloud の有償メンバーが月500個まで素材をダウンロードできるというサービスなのですが、全て商業利用可能で、加工・可変もOK、しかも高クオリティな素材ばかり。
デザインの幅が広がること間違いなしのありがたいサービスなのです。
実は以前はCreative Cloudデスクトップアプリケーションからアクセスすることが出来たのですが、現在のver.ではアクセス出来ません。
また、ver.のダウングレードもできない仕様である(最新版アップロードしかできない)ため、PCからアクセスすることが出来なくなってしまいました。
そのためサービス自体が終了したのではという噂も巷では聞こえてきますが……
実は今でもCreative Cloud Marketにアクセスする方法はあり、素材も問題なく使うことができるんです。
今回はその方法を記します。
Creative Cloud Marketにアクセスする方法
アクセス方法ですが、実はyoutubeにアップされている公式動画(英語)でも紹介されています。
こちらに紹介されている通り、現在はスマホやタブレットで使えるアプリ「Adobe Photoshop sketch」を使用してのみアクセスが可能です。
正直この説明を見たときに「わざわざ別のアプリを使わないといけないなんて面倒くさい」と素材使用を諦めかけましたが、一回やってみるととても簡単に素材を追加することができましたよ。
Adobe Photoshop sketchでアクセス
まずはAdobe Photoshop sketchをインストールします。

私はiPhoneなので、App Storeから検索しました。
Adobe Photoshop sketch はAndroidでも使うことができます。
インストールできたら、開きます。
初回Adobe IDを新規作成かログインかを求められますので(スキップして後からでも可能)、お持ちのAdobe IDでログインします。
その後、任意のドキュメントを新規作成します。

どのスケッチを開始しても大丈夫です。
初めて操作する場合はブラシの使い方などのチュートリアルが始まりますが、さくっと終えてしまいます。
スケッチの画面で、画面右にある「+」マークをタップして新規レイヤーを追加します。

すると画面下からメニューが出てきて、追加するレイヤーの種類を選択することになります。

ここで「画像レイヤー」を選びます。
すると再び選択肢が表示されます。

ここで「マーケットから」を選びます。
この先に表示されるのがCreative Cloud Marketです。

カテゴリー別に探したり、検索も可能です。
早速ひとつダウンロードしてみましょう。

シンプルかつ複数あるアイコンをちょうど探していたので、アイコンカテゴリからこちらのアイコンをダウンロードしてみます。
一覧画面でも素材右下のアイコンをタップしてダウンロードすることもできますが、素材をそれぞれ開いてからダウンロードすることもできます。

詳細や素材全体を見て、イメージと合う素材であればダウンロードします。
右上のダウンロードアイコンをタップすると、下部に保存先の選択肢が表示されます。
今回は「マイライブラリ」を追加します。
タップするとダウンロードが始まり、Adobe IDに紐づいたCreative Cloudに保存されます。
早速PCから確認してみましょう。
イラストレーターを開き、CCライブラリを確認してみます。

追加されていますね!
無事にCreative Cloud Marketから、素材をダウンロードすることができました。
まとめ
PCのみで完結できないことに最初は煩わしさを感じましたが、実際に使ってみるととても簡単。
最初はスマホで保存したものをPCに送らないといけないのかな?と使い方がよく分からなかったのですが、ワンタップでダウンロードした後、すぐにPCでも操作できるため使いやすいです。
むしろPCで作成中の画面にスマホで開いた素材を合わせてみたりして、ダウンロードする前にイメージを確認できたので、私にとっては使い勝手が良くなった気がします。
アプリ自体の操作感も良く、今までスマホでイラストを描こうと思ったことがなかったけど、外出中にふっと浮かんだアイデアをサッと形に残せるのも良さげですね。
少し自分の視野が広がりました。
初心者向け:Illustratorを使いこなすために
イラストレーターを使いこなすためには、ペンタブが必需品です。
同じイラストでも筆圧のあるなしで印象が大きく変わりますし、デザインの幅が広がります。時と場合によりますが、細かい作業もマウスやタッチパッド・トラックパッドよりも格段にしやすくなります。
私も使っている、初心者でも使いやすいペンタブはこちら。
Wacom Intuosシリーズです。
筆圧4096レベルあり、筆記感がしっかりあってとても描きやすいですよ。もちろん、ソフト側の設定で筆圧を固定にすることも可能です。
Wacomはペンタブレットの圧倒的な世界シェアを誇るため、とにかく不具合も少なく安定感が飛び抜けています。
そのため他のメーカーよりもお値段が少しはるのですが、こちらのSサイズであれば1万円以下で入手が可能とコスパ抜群。
私は持ち運び・コスパ重視・小さなサイズに慣れているためSサイズを使っていますが、大きいサイズの方がより描きやすいと思います。
ケーブルありやワイヤレス等もありますので、使用する場所や目的などを考慮した上で、検討してみてくださいね。
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